先月、11月9日に深川倫理法人会のイブニングセミナーで、このテーマで30分お話しさせていただきました。
今回はそのポイントをまとめておきます。
なお元ネタは、最近テレビでよくお見掛けする京都府立医科大学の内藤先生の講義や書籍、そして腸内細菌叢(腸内フローラ)の専門誌(Microbiome Science)となります。
① 効果的な若返り方法
・ 速く歩く(意識して歩幅を5cm程度伸ばす)
・ 握力を強くする(握力は特に下半身の筋力と密接な関係がある)
・ 長寿菌を育てる食生活にする
② 長寿菌とは?
・ フェカリバクテリウム菌(酪酸産生菌)
・ ラクノスピラ菌(酪酸産生菌)
・ ビフィズス菌
最近、腸活界隈では「酪酸菌(短鎖脂肪酸)」が大注目です。野球でいえば大谷翔平、将棋でいえば藤井竜王でしょうか。
このスーパースペシャル菌を腸内に増やすことが、「若返り」「やせる」最短の近道です!
③ 酪酸菌の増やし方
・ 水溶性食物繊維を食事に取り入れる
ググれば一目瞭然。海藻、きのこ、大麦、ごぼう、インゲンなど
・ サプリメント(酪酸菌は食事で増やせるが時間がとてもかかるため)
市販の整腸剤から、専用のカウンセリングサプリメントまでいろいろあり
④ 自分の腸内フローラを知る
自分の体質や腸内フローラを知れば、効果的な腸活・健康法が可能となります。
例えば、海藻類を食べると痩せる人もいれば、太る人もいます。太る人が海藻ダイエットしても逆効果。
ヨーグルトも、自分の腸にいるビフィズス菌と同じ種類の菌がいれば効果大ですが、そうでないと効果は下がります。
ご自身の腸内フローラを知るには、腸内DNA検査がおすすめです。
現在のDNA検査技術は相当進んでいるので、かなり細かく自分の体質がわかります。